経営者判断。無理して潰さないのは『悪手』早期でも閉店撤退は『好手』



第二話は、閉店、撤退の話です。

ちょっと重めですがじっくり読んでださい。

店長
このことを知っておくだけでもリスクをあなたから遠ざけることができるからです。
コウセイ君
天災が怖いのはいつどこで起こるか分らないからで、あらかじめ知っていたら避けることができますから。。

失敗も同じです。

残念ながら潰れてしまった店舗に足りなかったものとはなんなのでしょうか?

そして開業1年での撤退が『好手』な理由は?今回はそんなお話しです。

1話でお話しした通りに、データ上では開業しても1年で約40%の店舗が姿を消してしまうそうです。

その開業1年で撤退するしてしまうサロン経営者は、どんな経営者だったのでしょうか?実力不足のダメな経営者だったのでしょうか?

1年で撤退する経営者は実足不足?それとも別の理由が?

答えは正直わかりません正直(笑) ここで適当な答えを書くのは簡単です。でも実際は

閉店の理由は人それぞれなのです。

そして僕たちに閉店の数だけいろいろなことを教えてくれます。
 
コウセイ君
あ~食べた。食べた。あそこのラーメン屋さんあんなにおいしいのに来月でなくなっちゃうみたいですよ
店長
そうなんだ!でも味がいいのとお店を続けていくスキルはまた別のものだからね。
コウセイ君
閉店や撤退するお店の特徴として僕が目にする本やネットによく書いてある情報って、あれは本当でしょうか?
店長
僕たちの店にも関係があることだし、検証してみましょう。

店舗が撤退していくリアルな理由とは?

理由1 技術・サービスのレベルが低い。
 
確かに、何十年昔前には、見よう見まねでラーメン屋さんを開いてみたり飲食店知識がないのに飲食店を開店させてたりしてその後、地獄を見るような無計画な経営者も存在しました。

しかし、近年においては、特に飲食、サロン系で独立開業される方は「施術の技術」を学んでこられた方が多いので、あまりにも極端に技術レベル・サービスレベルが低いお店は、ほとんどないと言っても過言ではありません。もしあったとしたら1年と持たないでしょう。

コウセイ君
みんなは味が濃すぎるっていってましたけど、僕は味はおいしいと思うんですよね!(笑)
店長
コウセイ君の味覚には合ったけど友達に合わなかったんだよね?味以外は?
  • 接客はどうでしたか?
  • 掃除は行き届いてた?
  • スタッフの清潔感はどう?
  • メニューや内装にオリジナルのアイデアはあった?
  • 店の統一感はあった?
店長
いまの時代は、どこもおいしいからそれだけではむずかしいよね
コウセイ君
そういえば、レジのコも愛想なかったですね。でも店長が好きな金髪ショートのかわいい子でしたよ
店長
あっ!こんな時間だ!お昼に行ってきます!!
近隣に同じカテゴリーのⒶ店とⒷ店が2つあり『Ⓐ店よりもⒷ店の方が美味しかったのになぜかⒷ店がなくなってしまった。』ということは、本当によく聞くお話しです。つまり「施術(味)の技術」の差そ以外にも閉店の理由はあるということです。
 
コウセイ君
なるほど!確かに技術は大切だけれどそれだけではダメだということか!勉強になった!
理由2 開店後、競合店が出来た。(環境が変わった)

都市計画などは立地調査の時に大体は確認できますが、後から競合が出た場合などの環境の変化は誰にも予想出来ませんが、これもよ~く相手を分析し、自店の強みを最大限に生かせば十分に活路は切り拓くことができます。どちらかというと求人などで応募者の取り合うにことなるなどの二次被害の方が大きいです。

コウセイ君
なるほど!単純なお客様の奪い合いをするのではなく、自店、自分たちの強みを生かしてお客様に選んでもらえれば、大手が相手でも勝てるかも?勉強になった!
理由3 スタッフの求人がうまくいかない。

人の問題ですね。どの業種も同じですね。僕は最近のネガティブな撤退の理由としては、将来的にはこの理由が一番になるのでは?と思います。

僕らは労働集約型ビジネスです。基本マンパワーに頼らないと売り上げを安定して最大化することが難しいのです。

コウセイ君
働いてもらうスタッフが少ないと売上が上がらないよね。スタッフが1人居るといないとでは売り上げに大きな差が出るもんね。格安店なんかだと即OUTだね。勉強になった!
理由4 僕のように騙された。

意外とこれも多いと思います。大かれ少なかれこの世には価値のないものを価値があると勘違いさせて購入させる詐欺師のような奴らがたくさんいます。

コウセイ君
あっ!これ店長のことだ。違う意味で勉強になった!
理由5 サロンへの新規顧客の「集客」が出来ていない。

これはおそらく新規に限らずリピーターも含めてすべての『集客』が出来ていないことが閉店のが1番の原因ではないでしょうか?単純に『集客』することは簡単です。お金を湯水のように使えるならば人はいくらでも集まります。そしてその考えが一番店を潰すのです。

コウセイ君
そういえば、あそこ新しいお客さんみたことないな。おかげであのコとは仲良くなれたけどね
店長
ただいまー。いや~ 厳しいね~。
コウセイ君
やっぱりあの店もう厳しいですかぁ。何がダメそうなんですか?
店長
聞いてよ!いやね。釣銭もらうときにあの子の手を握ったらほら、顔たたかれた。
コウセイ君
捕まりますよ。マジで。。

店長
話を戻しましてまじめな話、腕が良ければ勝手にお客様は来るだろう。集まってくるだろう。と思っている方は確実に潰れます。サロン業は技術に自信がある方は多いです。
コウセイ君
独立開業において重要な、「施術の技術」と「お客様を集める技術」は全く違うという現実を理解しておくことも大切なんですね
店長
すごく大切なことだから今度時間を作ってお話ししていくね!

潰れる店舗に足りなかったものとは?

答えは全てありうるです
敢て厳しい言い方をしますと、何か一つ平均点以下の低い評価の部分があるとお客様の採点はそこに合わされます。飲食店でどんなにおいしいものを提供されても、出てきたスプーンがどうにも汚かったらどうでしょうか?友達にあのお店どうだったと聞かれた時に何と答えますか?
『あそこおいしかった、だけど汚ねーんだよね』となりますよね?
そして誰かあなたの大切な人と御飯に行くときそのお店は候補に入っていなでしょう。
 

僕らはあれダメこれダメという教育の中で育ってきました。そのせいか現代社会の評価方法は減点式が多いのです。

例え何かに一つ突出していても

何かが一つ悪ければ結果、すべてマイナスなのです。

サラリーマンは『スペシャリスト』でいいのですが経営者は『オールラウンダー』の要素をしっかりと持たないといけません。

特にこういう傾向の方は注意してください。

施術者から経営者になり切れていない方の傾向
「施術の技術」
店長
施術テクニックはすごく勉強している方は多いですね。
コウセイ君
これは、僕もそうなんですよ!!みんなゴッドハンドに憧れますし、施術テクニックを勉強することが好きなんです。
店長
僕らの世界にいると自分が何とかしてあげたいという『メシアシンドローム』になるのも正直痛いほどわかります。
経営者になるのですからしっかり切替えてくださいね。施術の技術は戦術です。何か1つにこだわることは素晴らしいことですが他のことをに目をつぶってまでやるべきではありません。施術者『スペシャリスト』から経営者『オールラウンダー』に意識を変えなければなりません。中途半端はかえってお客様に失礼になることもあります。
 「お客様を集める技術」
店長
集客とはなにか?自店の数字(細かい数字)を理解している人は少ない
コウセイ君
細かい数字を見てるとなんかこんな顔になっちゃうんですよね
店長
正直な話、施術者からマネジメント経験なく経営者に進んだ人は施術テクニック以外あまり勉強していない方が多いです。

でも、今から学べばいいんです!

It’s never too late to learn.学ぶのに遅すぎることはない
独立してから学ぶのではなく。独立して困らないように学んでおきましょう。
コウセイ君
僕のことですね!!今のうちのしっかり学んでいこう!!
店長
原理原則、ツール、使い方学ぶことは沢山あるけど正解はないんだ
コウセイ君
えっ!!どういうことですか?
店長
みんなが同じじゃないぶんその時その場所でやり方も様々ということだね!
極端な話、ある数字が高ければ1日1名新規が来れば成り立つ可能性があるのが僕らサロン経営です。でも来ないより来た方がいいに決まってますがコンサルタントの人や経営の知識がある方は特に新規顧客の「集客数」は本当は問題ではないんです。という人もいます。
ここまでのまとめ
店長
技術、味などこだわるのは大変いいが他が疎かになってはだめ!経営者は店舗のオールラウンダーであれ。

今回、心の奥から伝えたいこと

どんなに「施術の技術」を磨いてお客様にお満足いただき、お客様に戦術的勝利を沢山築いても『店舗経営』という戦略を間違えてしまえばお店は潰れます。例えば、稼働率80%だろがうが90%だろうが固定費用を超えなければ赤字確定です。
もし、あなたが運転資金を使い果たしてしまった時、決して無理をしないでください。

総合的に判断して戦略的撤退を選択することも視野に必ず入れてください。

店長
どんなに万全の準備をして開業しても予想外のことは起きます。
もし、売り上げが予想を下回る月が続いたらどうするか?

いろいろチャレンジしたものの、運転資金を消化した後はどうするのか?

粘り強く営業を続けるのか?傷口が深くなる前に余力が残っているうちに撤退するのか?

どちらが正解かは、やってみなければわかりませんが経営者ならば判断をしなければなりません。

コウセイ君
これも大切なことですのでお伝えします。

店長
撤退も勇気ある立派な戦略『好手』である。

 

これから独立開業して頑張っていこう!!という方にこれは絶対にお伝えしておかなければならないことそれは撤退も勇気ある立派な戦略であるということです。もう少し平たく言うと無理しすぎないでください。追い込みすぎないでください。。突破口もない状態で運転資金を使い果たし、自分の貯金を切り崩してまでやることに意味はないです。長くやっているからいい!というものではないのです。最小限の傷にとどめこの経験を次回に生かせる余力を残して引いた方がいいんです。

もしうまくいかなかったとしてもチョット高い車を買って事故で潰してと思ってください。全損するほどの事故だったのに体には傷一つなかった!!と思えば気が楽になります。

要は僕たちは

最終的に勝てばいいんです!

何回失敗してもリベンジできる状態で引くことも経営者としては勝ちに等しいと思います。

 

本物の経営者は失敗しないのではなく、何度も再起できる人です。失敗しないやつはただの一発屋です。

 

 

 

  • 開業1年でも戦略的撤退はあり!
  • 閉店は失敗ではない。
  • 無理して続けない
  • 集客を学ぼう
  • トータルスキルを上げよう
  • 入り口 出口 逃げ道 3つは用意しておきましょうね!



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