困った‼雇用?業務委託?契約書?意外と知らない基礎知識



スタッフの採用についてステップバイステップで進んできましたが、求人して面接で合意に至ったら後は雇用ですね!

意外と初めて雇用する時って何をどうすればいいのかよくわからないものです。
今回も店長とコウセイ君にお話を進めてもらいましょう。
コウセイ君
初めて雇用したはいつのことですか?
店長
僕が初めてスタッフを雇用したのは、、もう10年前のことだね。
コウセイ君
最初から雇用して始めたんですね!
店長
雇用!!というよりは今度独立して自分でやるんだ!!という話をしたら私も一緒にいいですか?言われたのでええやん!!おいでや!!って感じで始まりましたね。エヘヘ

 

正直、整体院で起業をする人で前職がその関係でなけれ本当に労働基準法に詳しい人などいないと思います。

また知ったような顔をしていても全く理解が足らずネット上のいい加減な話を鵜呑みにして脆弱な理論武装している人も多いのが実態です。

実際、初めてのスタッフを雇おう!となった時、あれ?これみんなどうしているのかな?と疑問に思ったり不安に感じたりすることだらけです。

スタッフ雇用の超基礎知識として、気持の面と最低限何となくでも知っておくこと

そしてやったほうがいいよね!ということを僕が知る限りお話ししていきたいと思います。

独立開業後、お金と人の問題は尽きることがありません。雇用する側される側お互いためにしっかり学びましょう。

最終的な細かい確認などは専門家の判断を仰ぐことを強くお勧めします。

雇用するにあたって

コウセイ君
雇用するにあたって労働基準法や関連法案などいろいろありますよね!
店長
でも一番大切なのは何だと思います?それは

信頼関係

コウセイ君
良好な関係のためには絶対に必要ですね!
店長
気持の面や心持ちはとても大事!

雇用関係のベースに最低限の信頼関係がなくては良好な職場環境は保てません。

この意味でも雇用する前段階の面接がとても大事になるのです。

面接時に幾ら条件が良くてもこの人と信頼関係を築くことが難しそうだなと感じたら…

店長
僕の経験上契約をしないことをお勧めします。

雇用の種類

店長
僕たち整体院やサロンどんな雇用形態があるのか見てみよう!大きく分けると

雇用と業務委託

コウセイ君
僕のイメージですと、時給と歩合の違いと思ってましたが違うんですか?
店長
ものすごく平たく言うと間違えてはいないけど大事なことだから一つずつみていこう。

雇用とは?

店長
僕らの業種に絞ってみてかなりかいつまんでます
  • お店側に雇用される従業員と雇用主の関係。
  • 個別具体的な業務指示を行うことが出来る。(雇用契約の内容の範囲)
  • 労働法の保護下にある。
店長
僕とコウセイ君の関係はこれになるね!
コウセイ君
うちの場合の給与体系はこんな感じです。

  • 基本給 時給X労働時間
  • インセンティブ 指名人数X000円
  • 歩合 税抜き施術売上X00%
  • 交通費

業務委託とは

店長
まず業務委託とは『雇用』ではないんだ!
コウセイ君
あまり知識がないのですが、どういう意味なんですか?
店長
なかなかなじみがないので難しいよね。細かい法規は置いといて僕らの業種に限定してなるべく解り易く説明するね。

お店側にに雇用される従業員ではな独立した一個人事業主としての立場でお店側と契約を結ぶようになる。

店長
コウセイ君は従業員ではなく僕とおなじ個人事業主として僕と業務の委託契約を結ぶ形になるんだ
コウセイ君
僕も一国一城の主というわけですね!
店長
ずいぶん古い言葉を知ってるね?久しぶりに聞いたよ!
お店側と個人事業主として「業務委託」の契約を結び委託された契約に沿って業務を遂行します。

業務委託の種類

業務委託契約は、民法上の「請負契約」と「委任/準委任契約」とがありますが、実際に、「請負」か?「委任」か?の判断は難しい「業務委託契約書」がほとんどです。

「業務委託契約書」「請負契約」「業務請負契約書」「委任契約」や「委託契約書」数多くあり、その区別は専門家でも明確には分けずらいそうです。

完全歩合制の報酬の仕組み

コウセイ君
『完全歩合』の給与体系どうなるんですか?
店長
業務委託の場合は給与ではなく報酬と言います。ほぼ完全歩合制になります。
コウセイ君
完全歩合制ということはお客様がゼロですと、報酬もゼロとということですか?
店長
そりゃあそうだよ個人事業主なんだから。

 

業務委託を受けたあなたは独立した個人事業主です。僕らの場合で解り易く例えるとお店の中の一角を自分のお店として借りている感じですね。やっただけ報酬は増えますし、やらなければ0です。もし完全に独立開業すると売上げが0だと経費分マイナスになります。

報酬の決め方

完全歩合制の報酬は、会社と従業員との間の契約内容(契約数や売上げなどの成果)に応じて、報酬が算出されます。

報酬が委託された業務(施術や物販)の売り上げに対して『完全歩合』が取られることが多いので求人広告などには『完全歩合制』と書かれていることが多いです。

コウセイ君
僕の給与明細にも歩合が付いていますが完全歩合制と歩合の違いは何ですか?
店長
この「歩合給」の場合はインセンティブ‼やる気や意欲を喚起するおまけみたいなものなんだよ
コウセイ君
僕は頑張ったね手当と呼んでます。
インセンティブ」とは、「incentive」からきていて、「刺激」や「動機」を意味します。人参効果を狙って 会社が用意した報酬です。
契約書関係
コウセイ君
雇用と業務委託。全く別物だということがわかりました。契約書類もきっと違うんですよね?
店長
まず、雇用の場合は『雇用契約書』『労働条件通知書(雇用通知書)』が必要だね。
注意】細かい法令については専門家の意見をお聞きください。
雇用契約書などは、雇用側、労働者側を縛り付けるようなものではなく、お互い働くにあたってのルール確認の様なのです。雇用側、労働者側どちらかがルールを守らなかった場合に、解決の道具となる重要な約束事が書かれているモノになります。しかし現実は何かしらの揉め事が起きた時に有用なものになりますので、法的に穴のないように作成してください。

 

労働条件の通知書や雇用契約書は、雇う側が明示する義務がある絶対的明示事項という項目があります。(労働基準法に基づき)

◎絶対的明示事項

  • 労働契約の期間に関する事項 
    店長
    いつからいつまで契約の有効期限みたいのものですね!
  • 就業の場所、従事する業務の内容  
    コウセイ君
    勤務地と仕事の内容だよ。
  • 始業・終業の時刻、所定労働時間を超える労働(早出、残業など)の有無、休憩時間、
    店長
    働く時間のことや休憩時間、残業の有無だね
  • 休日、休暇および交替制勤務をさせる場合は就業時転換に関する事項
    コウセイ君
    休日のこと交替制勤務がある場合はそのことです。
  • 賃金の決定、計算・支払いの方法および賃金の締切り・支払いの時期に関する事項
    コウセイ君
    主に給与のことですね!いつ〆いつ支払いとか!
  • 退職に関する事項(解雇の事由を含む)
    店長
    こんな時は解雇しますよとですね
  • 昇給に関する事項
    コウセイ君
    そのまんまです。

 

労働条件通知書と雇用契約書の違い

労働条件通知書は雇う側が決めるものです。もちろん法の範囲内ですが労働者の合意を必要としません。

店長
これがうちのルールですよ。と宣言している感じですね。

雇用契約書は、契約書なので、雇う側と労働者の合意にもとづき、両者の署名押印が必要になる。契約内容をお互い守る義務が生じる。

店長
お互いこの条件で合意しましたね!!契約ですよ!という約束です。

労働条件通知書と雇用契約書の違いは、雇用契約書契約なので、拘束力が高くなります。

店長
次は業務委託の場合は『業務委託契約書』が必要だね。

業務委託契約書とは?

業務委託契約書とは、委託する際に使用する業務内容や条件を書面化させたものですが雇用契約書とは違い「業務委託契約書」の内容は法律で決まっていないようです。

これがないと始まりません。

お互いの同意があれば内容は自由に決められます。当然自分にとって有利不利な内容にもなります。しっかりと納得してから署名捺印しましょう。

店長
以上が雇用と業務委託の大まかなところです。

正直、雇う側のメリットが多い、完全歩合制にすることで収入を上げ易くしたい場合には、会社の従業員として雇用するのではなく、個人事業主との間で「業務委託」という形式をとることは可能です。

 

  • 根底には信頼関係を持つこと。
  • WIN WIN の関係が築ける契約を心がけよう
  • 万が一 労使間でもめるときに後悔しないように正式な契約書は専門家に確認してもらおう。



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